リュディエ通信

リュディエ通信 Vol.62

━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━
YAカレント同好会 リュディエ通信 Vol.62
2024/1/25発行
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━

こんにちは。YAカレント同好会です。

YAカレント同好会が運営するメールマガジン「リュディエ通信」。

毎月25日に、鮮度の高い“ヤングアダルト”の情報を
YAカレント同好会会員の皆様にお届けしています。

まずは、この度の令和6年能登半島地震により
犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表すとともに、
被災された皆様、また、ご家族・関係者の皆様に
お見舞い申し上げます。1日も早く穏やかな
日常が戻られますよう、お祈り申し上げます。

アメリカのSchool Library Journal誌(オンライン版)に
掲載された記事によりますと、
アメリカの公共図書館の93%が子ども向けタイトル、
83%がヤングアダルト向けタイトルの
オーディオブックを扱っているそうです。

「読書バリアフリー法」が施行され、
日本でも読書の「バリアフリー」が
ますます求められていますが、
読書スタイルの多様化は今後ますます進みそうですね。

・・・・・・・・・・・・・・目次・・・・・・・・・・・・・・
[1] ライトノベルAtoZ 第30回「スローライフもの」
[2] 名作ライトノベル紹介
[3] 読者アンケート ※抽選で3名様にDBジャパンの索引をプレゼント!
[4] 司書トレ新着information
[5] DBジャパン新刊information
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[1] ライトノベルAtoZ 第30回「スローライフもの」

皆さんは「スローライフ」という言葉をご存知でしょうか。
デジタル大辞泉を引くと、以下のように書いてあります。

スロー‐ライフ
《和 slow+life》効率やスピードを重視するのではなく、
のんびりと過ごしながら、人生を楽しみ、生活の質を
高めようとすること。スローフードから派生した和製語。
対義語としては「ファーストライフ(ファストライフ)」と
書いてあります。

つまり、現代人的なセカセカとした生活に対して、
ゆったりのんびり楽しく生きようじゃないか……という考え方です。
大量生産の道具やファーストフードに対して、
手作りや伝統農業による食品などと結びつく生き方ですね。

実はこのスローライフと関連して、小説(ライトノベル)の世界にも
「スローライフもの」と呼ばれるジャンル・パターンがあるのを
ご存知でしょうか。主にウェブ小説の世界で発展したジャンルです。

基本的なストーリー構造としては、「ファンタジー異世界で
スローライフをやる様を物語として描く」ということです。
とはいえ、普通、ファンタジー異世界での暮らしは
私たち現代日本人の視点に立てば立派なスローライフです。
工場もなければファーストフード・ショップもないのですから。

にもかかわらず「スローライフ」を掲げるのは、
対立する「セカセカした、緊迫した」生き方があるからです。
まず前提としてあるのは、ウェブ小説の世界において
異世界ファンタジーで繰り広げられるのは
「世界の命運を賭けた冒険」であったり
「俺から全てを奪ったアイツへの復讐」だったりすることです。

そのような大冒険に対して「田舎でゆったりのんびり暮らそうよ」
というのがスローライフものの基本的なコンセプトです。

さらに注目すべきポイントとして、「農業」「開拓」「料理」「工芸」
のような要素とも関係が深くなることがあります。
結果として、ウェブ小説ともともと親和性が高い
オンラインゲームでしばしば見る、戦闘よりも物作りで活躍する
「生産職」との結びつきも深くなるのです。

ただ、タイトルやテーマに「スローライフ」を掲げたとしても、
実際にストーリーが展開する中でスローであることを
守り続けられる作品は多くないようです。
つまり、物語に起伏を与え、ドラマチックにするためには、
どうしても主人公の周りで事件が起きたり、
ライバルと対立したり……という
「セカセカ」「緊迫感」的要素が欠かせないからです。

(執筆:榎本事務所 榎本海月様)

[2] 名作ライトノベル紹介

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
第30回 野村美月『“文学少女”』シリーズ(KADOKAWA)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

この物語の主要人物は二人。
本と物語への愛がゆえに、本を文字通りの
意味で食べてしまうという悪癖を持つ
自称「文学少女」、文芸部長の天野遠子。
そして、そんな彼女に文才を見つけられ、
その「おやつ」を書くことになった男子高校生、井上心葉。

二人のもとにはしばしば事件やトラブル、アクシデントが
舞い込み、謎を解き明かしていくことになる。
やがて物語は二人がそれぞれに持つ過去の秘密、
解消の難しいトラウマを浮かび上がらせていくことになる――。

各巻で起きる事件及びストーリーは第一巻
『“文学少女”と死にたがりの道化』が
太宰治『人間失格』をはじめとして
実在の文学作品を下敷きにしています。

単に作中で起きる出来事のベースになっているだけでなく、
それぞれの登場人物の立場や心情とも絡み合っていて、
モチーフ作品の深い読み解きが読者に
感動をもたらしてくれることでしょう。

刊行当時、このシリーズをきっかけに図書館などで
文学作品に挑戦する人も数多くいました。
青春小説・ミステリー小説としての魅力もたっぷりです。
最後までどんでん返しが続く各事件の展開と謎解き、
また過去やトラウマと向き合う瑞々しい若者の心の動き。
どちらも非常に読み応えのある要素となっているのです。

(執筆:榎本事務所 榎本海月様)

[3] 読者アンケート

アンケートにご協力いただきました方の中から、
抽選で3名様にDBジャパンの既刊索引を1冊プレゼント!
※当選された方には、メールでご連絡いたしますので、
その際に送り先のご住所をお知らせください。

Q1 “ヤングアダルト”層にオススメ(もしくは実際に読まれている)の
書籍を教えてください。

Q2 ヤングアダルト向けの選書で参考にされている
情報媒体等を教えてください。

Q3 利用者向けの展示やイベントや工夫されていることを教えてください。

Q4 ご自身のお仕事や、それ以外のことでも
「学び直し」したいことあれば教えてください。

以下、応募フォームよりご応募ください。

▼▼▼

リュディエ通信vol.62 アンケート

※2月18日(日)までを締め切りとさせていただきます。

[4] 司書トレ新着information

「生涯学習」【前編】【後編】(公共図書館)を
新たに追加しました!

★「生涯学習」【前編】【後編】内容紹介
人は学校時代の基礎的な学びだけでなく、
生涯にわたって人として生きるための多様な学習を重ねる。
そのための機会や施策を概説し、
その中で図書館が果たす役割について紹介する。

【前編】

生涯学習と図書館 前編 塩見昇


【後編】

生涯学習と図書館 後編 塩見昇

[5] DBジャパン新刊information

~新刊案内~
『テーマ・ジャンルからさがす物語・お話・乳幼児絵本2022』
A5・724頁 定価28,600円(本体26,000円+税10%)
ISBN: 978-4-86140-424-5
2023年12月刊行

2022年に日本で刊行された2,431作品の絵本を採録。
テーマやジャンルに応じて、作品を見つけられる!
選書、レファレンス、テーマ展示の参考資料探しに
便利な図書館のレファレンスツールです。

その他書籍情報はコチラから▼▼▼
https://www.db-japan.co.jp/books/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

YAカレント同好会のDBジャパン

DBジャパンが提唱するYAカレントとは、
その時期に、中学生・高校生によく読まれている
ポピュラーなYA書籍群を指します。

YAカレント同好会のウェブサイトへようこそ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
「リュディエ通信」次回は2024年2月25日(日)に配信予定です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

その他ご要望に関しては以下のお問い合わせフォームより
ご連絡ください。

お問い合わせ

発行元:YAカレント同好会(株式会社DBジャパン)
「リュディエ通信」編集部

リュディエ通信 Vol.61

━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━
YAカレント同好会 リュディエ通信 Vol.61
2023/12/25発行
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━

こんにちは。YAカレント同好会です。

YAカレント同好会が運営するメールマガジン「リュディエ通信」。

毎月25日に、鮮度の高い“ヤングアダルト”の情報を
YAカレント同好会会員の皆様にお届けしています!

★好評発売中の『平井先生。図書館では視覚障害がある方に向けて
どんな支援ができるの? ~ストーリーでわかる視覚障害者サービスの考え方~』。
図書館の視覚障害サービスにおいての“考え方”が学べる一冊です。
今回は、本書の監修者・平井利依子先生(ロゴス点字図書館)の
インタビュー動画をご紹介いたします!

本動画では、平井先生の本書の刊行や視覚障害者サービスに
対しての思い、読者の方へのメッセージなどを伺いました。
ぜひご覧ください!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・目次・・・・・・・・・・・・・・・
[1] コラム「YA層の読書傾向とは?」
[2] YAカレント同好会オススメ 今月の“YA”作品
[3] 読者アンケート ※抽選で3名様にDBジャパンの索引をプレゼント!
[4] DBジャパン新刊information
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[1]  コラム「YA層の読書傾向とは?」

12月14日(木)に茨城県図書館協会様主催の
2023年度第2回児童サービス研究会にて、
図書館職員の皆様に向けて
「トレンドから見るライトノベル~選書にも役立つ豆知識~」
の講演を行ないました。

講演では、ライトノベル・ライト文芸の定義や歴史、
出版トレンドなどの基礎的な知識から
弊社『テーマ・ジャンルからさがすライトノベル・ライト文芸』の
索引づくりから見えたライトノベル・ライト文芸のトレンド、
そしてYA層の読書傾向や選書のポイントなどに
ついてお話をしました。

今回はその中から「YA層の読書傾向」について
ご紹介いたします。

近年のYA層の読書傾向としては、
1)読む前から得られる結果がわかること
2)平易な表現でわかりやすい内容であること
3)おもしろいと思えるイラストやデザインであること
4)短時間で読み切れること
5)感情を揺さぶる内容であること
ということが挙げられます。

1つめの「読む前から得られる結果がわかること」ですが
タイトルや設定、あらすじ、カバーなどから
「読む前から読後感がイメージできる」ようなものが
好まれる傾向があるようです。
その背景には自由に使えるお金が少ないため、
ハズレを引きたくないという気持ちがあると考えられます。

2つめの「平易な表現でわかりやすい内容であること」は
話が複雑なものは読み切らずに飽きてしまうなどするため、
なるべく平易な表現で設定やストーリーラインが
シンプルなほうが好まれる傾向があるようです。

3つめの「おもしろいと思えるイラストやデザインであること」は
例えば、表紙に主人公と親しくなる人が一目でわかる、
舞台が学校であることがわかるなど、ストーリーや内容が
イメージしやすいものほど手に取ってもらいやすくなるようです。
またキャラクターが描かれているものであれば、時代に合っていないものは
古いものと感じられ、手に取ってもらいにくくなるようです。

4つめの「短時間で読み切れること」は効率性を重視する、
いわゆるタイパが良いものを読みたい、短時間で読めることが
重視される背景にあるのではと考えられます。

最後に「感情を揺さぶる内容であること」ですが、
泣ける、こわい、ときめく、笑える、切ない、スカッとするといった
感情に激しく訴えかける要素がわかりやすい本が好まれやすいと
考えられています。ただ「哀しい」「楽しい」一辺倒ではなく、
アップダウンがあったほうがより好まれる傾向があります。
「知的である」「文体が流麗である」などの要素は
そこまで重視されることは多くないようです。

ぜひ、選書やレファレンスの参考にしてみていただけると幸いです。

[2] YAカレント同好会オススメ 今月の“YA”作品

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
『アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する』
(ベンジャミン・アリーレ・サエンス著 小学館 2023年8月23日発行)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

アメリカでベストセラーになり、映画化もされている
青春×LGBTQの要素もある本書は、メキシコ系の
15歳の少年アリとダンテが出会い友情を築くストーリー。
YA層はもちろんのこと、かつて少年少女だった
大人も心を動かされる一冊です。

[3] 読者アンケート

アンケートにご協力いただきました方の中から、
抽選で3名様にDBジャパンの既刊索引を1冊プレゼント!
※当選された方には、メールでご連絡いたしますので、
その際に送り先のご住所をお知らせください。

Q1 “ヤングアダルト”層にオススメ(もしくは実際に読まれている)の
書籍を教えてください。

Q2 利用者向けサービスで工夫していることがあれば教えてください。

Q3 反響が高かった利用者向けの図書館イベントがあれば教えてください。

Q4 ご自身のお仕事またはお仕事以外でもスキルアップしたい内容があれば教えてください。

ご応募はコチラから▼▼▼

リュディエ通信vol.61 アンケート

※2024年1月18日(木)までを締め切りとさせていただきます。

[4] DBジャパン新刊information

~新刊案内~
資料を未来につなぐ~東日本大震災で考えたこと~眞野節雄 講演録
A5・48頁 定価880円(本体800円+税10%)
ISBN 978-4-86140-408-5
2023年12月刊行

東京都立中央図書館の資料保全専門員、眞野節雄氏の講演録。
東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の郷土の宝を修復した
経験が導く「貴重な資料を未来につなぐ」ためのあきらめない志とは?
災害時に備えて公共図書館でするべき取り組みなど、質疑応答も収録。
日頃からの緊急事態への心構えの大切さが学べます!

その他書籍情報はコチラから▼▼▼
https://www.db-japan.co.jp/books/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

YAカレント同好会のDBジャパン

DBジャパンが提唱するYAカレントとは、
その時期に、中学生・高校生によく読まれている
ポピュラーなYA書籍群を指します。

YAカレント同好会のウェブサイトへようこそ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
「リュディエ通信」次回は2024年1月25日(木)に配信予定です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

その他ご要望に関しては以下のお問い合わせフォームより
ご連絡ください。

お問い合わせ

発行元:YAカレント同好会(株式会社DBジャパン)
「リュディエ通信」編集部

リュディエ通信 Vol.60

━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━
YAカレント同好会 リュディエ通信 Vol.60
2023/11/25発行
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━

こんにちは。YAカレント同好会です。

YAカレント同好会が運営するメールマガジン「リュディエ通信」。

毎月25日に、鮮度の高い“ヤングアダルト”の情報を
YAカレント同好会会員の皆様にお届けしています!

『続 窓ぎわのトットちゃん』が話題になっていますね。
俳優・司会者の黒柳徹子さんの青春期が描かれた本作は
大ベストセラーになった前作『窓ぎわのトットちゃん』から
なんと42年ぶりの発売です。

トットちゃんが体験した空襲、疎開や戦後の話など、
現代を生きる子どもたちにも伝えたい、
忘れてはいけない戦争のことがリアルに描かれています。
初のアニメ映画化もされ、12月8日(金)から
公開予定なのでこちらも楽しみですね。

・・・・・・・・・・・・・・目次・・・・・・・・・・・・・・
[1] ライトノベルAtoZ 第29回「最近の流行は『配信』?」
[2] 名作ライトノベル紹介
[3] 読者アンケート ※抽選で3名様にDBジャパンの索引をプレゼント!
[4] 司書トレ新着information
[5] DBジャパン新刊information
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[1] ライトノベルAtoZ 第29回「最近の流行は『配信』?」

以前、「なろう」系由来の流行物語パターンとして
「追放もの」や「悪役令嬢」がある……という話を紹介しました。

「小説家になろう」をはじめとするウェブ小説の世界は
「UGC」と言いまして、コンテンツを作っている人たちが
同時にユーザーでもあるという関係性になっています。

そのため、「ウケた作品の影響を受けてすぐに大量のフォロワーが現れ、
作品数も一気に増える(結果として、飽きられるのも比較的早いため、
新しい流行もなかなか早く登場する)」という傾向があるようです。
つまり「回転が速い」わけですね。

そうした回転の中から近年出てきた新しい流行テーマが
「ダンジョン配信(実況)もの」です。
これだけ聞きますと、現代の漫画・アニメ・ゲームカルチャーに
詳しくない人には何が何だかよくわからないかもしれません。

発想のベースは、「なろう」系定番の、
ゲーム的な色合いの強いファンタジーで、
ダンジョンに挑戦する冒険者的な職業の
キャラクターの活躍を描くものなのですが、
特徴として「ダンジョンが現代日本に出現しており、
現代人が何かの事情や能力によって攻略に挑む」
という要素があります。

実は現代ダンジョンもの自体は以前から
ライトノベルあるいは「なろう」系にあったのですが、
そこに「配信(実況)」――つまり、攻略中の様子を配信する
ユーチューバー(ライバー)的要素が
入ってくるところが新しいわけです。

ここまででわかってくださると思いますが、
「ダンジョン配信(実況)もの」は「なろう」系の定番要素と、
現代の若者たちにとって近しい要素である
「ユーチューバー(ライバー)」「ゲーム配信(実況)」を
組み合わせたアイディアであるわけです。

おそらく遠くないうちに紙の小説やコミカライズ、
アニメなどの形で皆さんの前に現れることでしょうから、
その際にはこの点を注意してみてください。

(執筆:榎本事務所 榎本海月様)

[2] 名作ライトノベル紹介

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
第29回 支援BIS、菊石森生
『辺境の老騎士』(KADOKAWA)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

その世界で人間が居住する広大な地域は、
壁によって取り囲まれている。
壁の外には人間と敵対する魔獣が住んでおり、
人間の居住地域にもかつては多数の魔獣がいたが、
今はそのほとんどが狩り尽くされていた。

しかし、辺境は少し事情が違う。
辺境にはまだ魔獣がおり、しかも壁の切れ目がある場所から
しばしば外の魔獣が侵入を窺っていたのだ。
その切れ目のほど近くを領地とする
テルシア家筆頭騎士、バルド・ローエンは
長らく魔獣と戦い続けてきた歴戦の猛者である。

しかし、そのバルドも流石に老いた。
また、あまりにも活躍しすぎたゆえに
自らの存在が家にとって邪魔になりつつあるとも気づいた。
そのため、バルドは立場を捨て旅に出たのだ。

それは各地の美食・名物を楽しむ気楽な旅のつもりだったが、
実際には数々の人々との出会いと別れ、陰謀と戦い、
そして世界の命運を左右する大冒険へと発展していく――。

このシリーズは「小説家になろう」連載作品ですが、
「なろう」系で一般的な、ゲーム的ファンタジーの色彩は
薄いものとなっています(むしろシリーズが進むにつれて
SF的な色合いが強くなってくるのですが、ネタバレなので避けます)。

この作品で全面に出てくるのは、リアリティ・説得力のある
中世ヨーロッパ風世界の暮らしであり、人々の生き様です。
ヨーロッパそのものではないからこそある程度作者にとって
都合のいい設定が作れるようになっていて、
例えば「主な穀物が米で、名物が卵かけご飯」な
地域なども登場します。

人によっては「食中毒が起きるのでは」など
気になる人もいそうな設定ですが、描写が巧みで、
また皆さんにとって親しい食べ物ですから、
引っかからない人の方が多いでしょう。

つまり、「なろう」系的な楽しく都合のいい世界観と、
リアリティ・説得力のある世界観の、
良いところ取りの作品であるわけです。

(執筆:榎本事務所 榎本海月様)

[3] 読者アンケート

アンケートにご協力いただきました方の中から、
抽選で3名様にDBジャパンの既刊索引を1冊プレゼント!
※当選された方には、メールでご連絡いたしますので、
その際に送り先のご住所をお知らせください。

Q1 “ヤングアダルト”層にオススメ(もしくは実際に読まれている)の
書籍を教えてください。

Q2 ヤングアダルト向けの選書で困っていることが
あれば教えてください。

Q3 反響が高かった利用者向けの図書館イベントがあれば教えてください。

Q4 ご自身のお仕事や、それ以外のことでも
「スキルアップ」したいことあれば教えてください。

以下、応募フォームよりご応募ください。

▼▼▼

リュディエ通信vol.60 アンケート

※12月18日(月)までを締め切りとさせていただきます。

[4] 司書トレ新着information

「資料収集方針と自治体政策」(全館種共通)、
「地域資料サービスの基礎知識」(全館種共通)を
新たに追加しました!

★「資料収集方針と自治体政策」内容紹介
自治体政策との関わりも踏まえた、
公共図書館における資料収集のあり方。
書籍のみならず、行政が発行する統計書や計画書、
地域団体が作成するパンフレットやポスターなどを
含めた地域資料に特化した資料収集のあり方について、
豊富な事例を交えて解説する。

資料収集方針と自治体政策 内野安彦

★「地域資料サービスの基礎知識」内容紹介
地域資料サービスを実践する上で前提となる、
地域の歴史や文化、地理、行政や地域関連団体等、
該当地域の特性を知るための方法について紹介。
豊富な事例を交えながら解説する。

地域資料サービスの基礎知識 蛭田廣一

[5] DBジャパン新刊information

~新刊案内~
『テーマ・ジャンルからさがすSF作品2010-2014』
A5・428頁 定価25,300円(本体23,000円+税10%)
ISBN: 978-4-86140-412-2
2023年10月刊行

児童文学、ライトノベル・ライト文芸の中で
テーマやジャンルに応じて、SF作品を見つけられる索引です。
選書、レファレンス、テーマ展示の参考資料探しに
便利な図書館のレファレンスツール!

その他書籍情報はコチラから▼▼▼
https://www.db-japan.co.jp/books/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

YAカレント同好会のDBジャパン

DBジャパンが提唱するYAカレントとは、
その時期に、中学生・高校生によく読まれている
ポピュラーなYA書籍群を指します。

YAカレント同好会のウェブサイトへようこそ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
「リュディエ通信」次回は2023年12月25日(月)に配信予定です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

配信停止をご希望の方は以下よりお手続きをお願いいたします。

その他ご要望に関しては以下のお問い合わせフォームより
ご連絡ください。

お問い合わせ

発行元:YAカレント同好会(株式会社DBジャパン)
「リュディエ通信」編集部

リュディエ通信 Vol.59

━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━
YAカレント同好会 リュディエ通信 Vol.59
2023/10/25発行
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━

こんにちは。YAカレント同好会です。

YAカレント同好会が運営するメールマガジン「リュディエ通信」。

毎月25日に、鮮度の高い“ヤングアダルト”の情報を
YAカレント同好会会員の皆様にお届けしています!

10月27日から11月9日までは
1947年からスタートして
今年で77回目となる「読書週間」ですね。

この期間中、全国の図書館や書店で
様々なイベントが開催される模様です。

読書をしながら音楽の生演奏が聞けるコンサートや
指定された本を読んでクイズに答えると
景品をもらえるようなブックラリー、
本にちなんだイラストコンクールなど
楽しく読書に興味を持てるような
催しはいかがでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・目次・・・・・・・・・・・・・・・
[1] コラム「レファレンス索引づくりからみえた作品トレンド
~ライトノベル・ライト文芸~」
[2] YAカレント同好会オススメ 今月の“YA”作品
[3] 読者アンケート ※抽選で3名様にDBジャパンの索引をプレゼント!
[4] DBジャパン新刊information
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[1]  コラム「レファレンス索引づくりからみえた作品トレンド
~ライトノベル・ライト文芸~」

YA層から大人までの幅広い世代が愛読するライトノベル。
公共図書館では、館内の歴史・時代小説を読み尽くした方が
ライトノベルを読んでいるという話も聞きます。

年間の刊行点数は3,000冊以上に上りますが
多彩なテーマやジャンルが採り入れられ
工夫されていますね。

近年の作品傾向について、
『テーマ・ジャンルからさがすライトノベル・ライト文芸』の
索引編纂を通じて得られたデータより、
2020~2021年に発売された作品の“ストーリー”のランキングを
ご紹介します!

<ライトノベル・ライト文芸/ストーリーランキング>
1位…恋愛もの
2位…バトル、奇襲、戦闘、抗争
3位…冒険、旅
4位…コメディ
5位…異世界転生
6位…チート
7位…成長、成り上がり
8位…異世界転移、召喚
9位…青春
10位…ミステリー、サスペンス、謎解き

第1位の「恋愛もの」はどのジャンルでも人気ですが、
異世界転生、チートなどのファンタジー要素の強いものも
根強い人気が続いています。

近年、小学生やYA層には「5分後」シリーズなど
短編集が人気を読んでいますが、
短編集ではない本の1冊目として、挿絵があったり、
マンガのノベライズ作品が多いライトノベル・ライト文芸は
手に取りやすいかもしれません。

2019年の図書館総合展のスピーカーズコーナーで
2017年のトレンドをご紹介した際の資料と音源を配布していますので、
よければ当時のものと比べてみてくださいね。

ライトノベル・ライト文芸がわかる! レファレンス用索引づくりで見えてきた作品トレンド

[2] YAカレント同好会オススメ 今月の“YA”作品

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
『イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 人体のしくみ』
(大和田潔 監修 西東社 2022年2月10日発行)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

豊富な図解とイラストで、人体の複雑な仕組みを
分かりやすく解説している本書。
科学的知識に関係なく、理解しやすく
身体の不思議さを楽しめるトピックが満載です!

[3] 読者アンケート

アンケートにご協力いただきました方の中から、
抽選で3名様にDBジャパンの既刊索引を1冊プレゼント!
※当選された方には、メールでご連絡いたしますので、
その際に送り先のご住所をお知らせください。

Q1 “ヤングアダルト”層にオススメ(もしくは実際に読まれている)の
書籍を教えてください。

Q2 選書で参考にしているメディアなどがあれば教えてください。

Q3 反響が高かった利用者向けの図書館イベントがあれば教えてください。

Q4 ご自身のお仕事またはお仕事以外でも「学び直し」したい内容があれば教えてください。

ご応募はコチラから▼▼▼
フォームの貼り付けお願いします

※2023年11月18日(土)までを締め切りとさせていただきます。

[4] DBジャパン新刊information

~新刊案内~
学習支援本から理解を深めるSDGs
図鑑・児童書ノンフィクション・物語・学習まんが 2010-2014
A5・354頁 定価25,300円(本体23,000円+税10%)
ISBN 978-4-86140-410-8
2023年10月刊行

SDGsの目標に関連したテーマやジャンルから
学習支援本を探すことができる索引。
『学習支援本から理解を深めるSDGs 図鑑・
児童書ノンフィクション・物語・学習まんが 2015-2019』
の遡及版で、選書、レファレンス、テーマ展示の
参考になるような資料を探せる
便利な図書館のレファレンスツールです!

その他書籍情報はコチラから▼▼▼
https://www.db-japan.co.jp/books/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

YAカレント同好会のDBジャパン

DBジャパンが提唱するYAカレントとは、
その時期に、中学生・高校生によく読まれている
ポピュラーなYA書籍群を指します。

YAカレント同好会のウェブサイトへようこそ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
「リュディエ通信」次回は2023年11月25日(土)に配信予定です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

その他ご要望に関しては以下のお問い合わせフォームより
ご連絡ください。

お問い合わせ

発行元:YAカレント同好会(株式会社DBジャパン)
「リュディエ通信」編集部

リュディエ通信 Vol.58

━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━
YAカレント同好会 リュディエ通信 Vol.58
2023/9/25発行
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━

こんにちは。YAカレント同好会です。

YAカレント同好会が運営するメールマガジン「リュディエ通信」。

毎月25日に、鮮度の高い“ヤングアダルト”の情報を
YAカレント同好会会員の皆様にお届けしています!

9月に入っても猛暑日が見られましたが、
そろそろ暑さも落ち着くのではと言われていますね。

さて、9月から10月にかけては文化祭・学園祭シーズンですね。
図書館を開放して、来場者に向けてイベントを
行うところも多いことでしょう。
保護者の方に図書館の様子を見てもらったり、
生徒が作ったPOPコンテストや読書クイズなどの
イベントを行うことで、読書推進にもつながりそうですね。

・・・・・・・・・・・・・・目次・・・・・・・・・・・・・・
[1] ライトノベルAtoZ 第28回「ライトノベルというジャンル」
[2] 名作ライトノベル紹介
[3] 読者アンケート ※抽選で3名様にDBジャパンの索引をプレゼント!
[4] 司書トレ新着information
[5] DBジャパン新刊information
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[1] ライトノベルAtoZ 第28回「ライトノベルというジャンル」

ライトノベルは「小説ジャンル」の一種です。
しかし、例えばファンタジーやミステリー、SFなど内容で
分類できるタイプのジャンルとはちょっと事情が違います。

ライトノベルはファンタジーやミステリー、
SFなどを内包した「小説の形」につくジャンルなのです。
その有り様を「ノンジャンル」や「ゼロジャンル」などと
呼ぶ向きもありました。

この連載の第1回で、一番基本的な定義として
以下のものを紹介しました(あくまで基本的なものに過ぎませんし、
また時間が経過してライトノベルが変質する中で「文庫サイズ」という
定義はほぼ外れたようにも思います)。
「イラストがついていて、文庫サイズで、
若者(中学生や高校生)向けの、娯楽小説」

これは、内容にはほとんど触れていませんよね? 
「若者向け」という要素がちょっと内容に関係してきますが、
しかし例えば「あまり若者向けではない」と
見られやすい歴史・時代ものであっても、
若者向けでヒットするケースはしばしば散見されます。
やはり内容とは基本的に関係がないと言えそうです。

「ゲームっぽい世界が舞台のファンタジー冒険もの」のように、
流行りのジャンル(内容)の作品が書店の棚や小説サイトのランキングに
ずらりと並ぶこともありますが、しかしそれはあくまで
流行り廃りの問題だ……というのも、以前触れたことがあります。
一見してワンパターンに見えても、実際にはいろいろな
ジャンル(内容)の作品が世に出され、読まれているものなのです。

この辺り、もししっくり来ない方がおられたら、
少年漫画のようなものだと思っていただけるとわかりやすいでしょう。
少年漫画は一つのジャンルですが、例えば週刊少年ジャンプの
連載ラインナップを見ても、実に多様なジャンル(内容)の
作品が並んでいます。読者の需要や編集部側の戦略と
いうものがありますから、似たような傾向の作品が増えたり、
あるいは「スポーツ漫画だけで三本も連載している!」
ということもなくはないです。

しかし、全体の傾向としては多種多様なジャンル(内容)
の作品が共存しているのです。
ライトノベルも同じなのだと考えてみてください。

(執筆:榎本事務所 榎本海月様)

[2] 名作ライトノベル紹介

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
第28回 古橋秀之
『ブラックロッド』シリーズ(ケイオス・ヘキサ三部作)、(電撃文庫、GoRA)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

その時代、人々が暮らす場所は、塔めいた巨大積層都市になっていた。
都市を成立させているのは人間の機械化(サイバー化)までを
実現させた科学、そして呪術・魔術。

そんな積層都市の一つ、〈ケイオス・ヘキサ〉に
現れたのが魔人ゼン・ランドー。
いくつもの都市を崩壊させてきた、恐るべき破壊者である。
ランドー追跡の任を与えられたのは、
黒杖特捜官ブラックロッドのうち一人。
「ブラックロッド」は名前ではない。
彼らの手にする黒杖に由来する役職の名前でしかなく、
名前も感情も封じられ、強力だが無個性な存在となっている。

そんな彼がランドーを追い、また相棒である魔女と
触れ合う中で変化していく――しかし、それさえも
陰謀のパーツとして、物語は加速していく。

以上が第一作『ブラックロッド』のあらすじです。
この作品でも登場する吸血鬼の過去を描く『ブラッドジャケット』、
そして物語がとてつもない結末へ辿り着く
『ブライトライツ・ホーリーランド』の三部作が、いわゆる
『ブラックロッド』シリーズ〈ケイオス・ヘキサ〉三部作となります。

以前紹介した高畑京一郎『タイム・リープ あしたはきのう』と並んで、
電撃文庫の初期を支えた著者の、代表的な作品になります。
長く絶版で伝説的な存在になっていたのですが、
近年、著者主導のクラウドファンディング企画によって
ついに復刊されましたので、満を持して扱わせていただきます。

本作(特に『ブラックロッド』)の、
サイバネティクス技術を施されたスーパーエージェントが、
自らの実存と向き合いながら巨大な陰謀に絡め取られていく様は、
伝統的なサイバーパンクの文脈に完全に合致しています。

しかしその一方で呪術・魔術が融合した特異な世界観は、
いかにもライトノベル的な「なんでもあり」精神の発露でもあって、
90年代のライトノベルに絶大な影響を与えました。
「ライトノベルってこういうものでしょ」という概念を
お持ちの方にこそ今読んでほしい、骨太のSFライトノベルです。

ただ、作品によって少々セクシャルな
要素も入ってきますので、そこはご注意を。

(執筆:榎本事務所 榎本海月様)

[3] 読者アンケート

アンケートにご協力いただきました方の中から、
抽選で3名様にDBジャパンの既刊索引を1冊プレゼント!
※当選された方には、メールでご連絡いたしますので、
その際に送り先のご住所をお知らせください。

Q1 “ヤングアダルト”層にオススメ(もしくは実際に読まれている)の
書籍を教えてください。

Q2 ヤングアダルトサービス関連イベントの企画運営で
お困りのことがあれば教えてください。

Q3 反響が高かった利用者向けの図書館イベントがあれば教えてください。

Q4 ご自身のお仕事や、それ以外のことでも
「スキルアップ」したいことあれば教えてください。

以下、応募フォームよりご応募ください。

▼▼▼
https://ya-current.com/magazine58inquery/

※10月18日(水)までを締め切りとさせていただきます。

[4] 司書トレ新着information

「プレゼンテーション・スキル」(全館種共通)を新たに追加しました!
 
★「プレゼンテーション・スキル」内容紹介
相手に自身の考えを伝え行動を促すための
プレゼンテーションに関する技術。
利用者へのレクチャーや研修・ガイダンスにも応用できる、
話の基本構成や伝え方をより良くするための具体的な方法まで、
事例を用いて解説する。

プレゼンテーション・スキル 結城俊也

[5] DBジャパン新刊information

~新刊案内~
『ショートストーリーを楽しむための児童文学・ライトノベル2011-2015』
A5・420頁 定価25,300円(本体23,000円+税10%)
ISBN: 978-4-86140-398-9
2023年9月刊行

短編集やアンソロジーの本から、テーマやジャンルに
応じて本を見つけられる!
読書初心者向けや朝読の選書、レファレンス、
ヤングコーナーづくりの資料の参考にもなり、ショートストーリーを
好きなジャンルで探したいときに便利な索引です。

その他書籍情報はコチラから▼▼▼
https://www.db-japan.co.jp/books/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

YAカレント同好会のDBジャパン

DBジャパンが提唱するYAカレントとは、
その時期に、中学生・高校生によく読まれている
ポピュラーなYA書籍群を指します。

YAカレント同好会のウェブサイトへようこそ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
「リュディエ通信」次回は2023年10月25日(水)に配信予定です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

配信停止をご希望の方は以下よりお手続きをお願いいたします。

◇「YAカレント同好会」配信停止手続き
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=dbjapan&task=cancel

その他ご要望に関しては以下のお問い合わせフォームより
ご連絡ください。

お問い合わせ

発行元:YAカレント同好会(株式会社DBジャパン)
「リュディエ通信」編集部

リュディエ通信 Vol.57

━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━
YAカレント同好会 リュディエ通信 Vol.57
2023/8/25発行
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━

こんにちは。YAカレント同好会です。

YAカレント同好会が運営するメールマガジン「リュディエ通信」。

毎月25日に、鮮度の高い“ヤングアダルト”の情報を
YAカレント同好会会員の皆様にお届けしています!

今年はコロナが5類に移行してから初めての夏休み。
復活した花火大会や夏祭りに
出かけたという方も多いのではないでしょうか。

さて8月も終盤となり、秋が訪れます。
「食欲の秋」ということで、秋の旬の食材に
関連するような文学、絵本、レシピ本などを集めて
テーマ展示をしてみると、季節らしさも
感じられて良さそうですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・目次・・・・・・・・・・・・・・・
[1] コラム「生徒用リクエストボックスの設置」
[2] YAカレント同好会オススメ 今月の“YA”作品
[3] 読者アンケート ※抽選で3名様にDBジャパンの索引をプレゼント!
[4] DBジャパン新刊information
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[1] コラム「生徒用リクエストボックスの設置」

年に数回ある、図書館に入れる新しい本を選書する機会。
基本的には図書担当の先生や学校司書さんが選びますが、
予算の何割かは生徒のリクエストを受け付けて
新しい試みとして、学校の数か所に図書館への
“リクエストボックス”を設置したという、
とある学校の司書さんからお話を聞きました。

従来のリクエストは、個人的に図書館へ行き、
自分の希望する本を記入した用紙を司書さんに渡し、
そこから先生と司書さんで選定するという形だったそうです。
それに対して、「もう一歩、自分たちで責任を持って本を選びたい!」
という意見があり、ボックス設置に至ったそうです。

投票用紙は何枚書いても良いですが、
しっかり名前を明記することが条件。
図書館から離れた場所にも設置したことにより、
普段は来館しない生徒も興味を持ったのか、
想像以上にたくさんのリクエストが集まったそうです。

その中から、すでに蔵書がある本や、
学校図書館にそぐわない本などを抜き、
図書委員会で白熱した審議が行われたとか。

自分が欲しい本だけではなく、
人がリクエストした本を選ぶことで、
「自分が好きだから」「読んでみたいから」という理由以外に、
「この本は学校にとって必要かどうか」
「よく読まれる一冊になるのか」まで視野が広がり、
本への興味が深まる機会になったようです。

また、みんなで議論を交わすことで、
選ばれた本への愛着も増したようで、
実際にリクエストで選ばれた本は、
あっという間に貸出されたそう。

図書委員はもちろんのこと、そうではない生徒にとっても、
与えられた本だけではなく、
自主的に本を選ぶ経験が出来るこのような活動。
どの本も大切に選ばれてここにあるんだということを
再確認する機会にもなりそうですね。
選書という一大イベントに、生徒を巻き込んでみるのも
良いのかもしれません。

[2] YAカレント同好会オススメ 今月の“YA”作品

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
『変な家』
(雨穴 著 飛鳥新社 2021年7月22日発行)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

YouTubeで大人気だった不動産ミステリー小説が書籍化。
登場人物の会話が実話のようにリアルで、
謎の間取りの家は何のために存在していたのかを、
実際に間取り図を見ながら推理していくことができるので、
謎解きが好きな子にもおすすめです。
ぞくっとするような伏線回収がたくさん散りばめられていて、
ページをめくる手が止まらなくなるような一冊です。

[3] 読者アンケート

アンケートにご協力いただきました方の中から、
抽選で3名様にDBジャパンの既刊索引を1冊プレゼント!
※当選された方には、メールでご連絡いたしますので、
その際に送り先のご住所をお知らせください。

Q1 “ヤングアダルト”層にオススメ(もしくは実際に読まれている)の
書籍を教えてください。

Q2 レファレンスで参考にしているメディアなどがあれば教えてください。

Q3 反響が高かった利用者向けの図書館イベントがあれば教えてください。

Q4 ご自身のお仕事またはお仕事以外でも「学び直し」したい内容があれば教えてください。

ご応募はコチラから▼▼▼

リュディエ通信vol.57 アンケート

※2023年9月18日(月)までを締め切りとさせていただきます。

[4] DBジャパン新刊information

~新刊案内~
サクサク書ける! 良いレポート・卒論
~プロの情報リサーチ術「文献調査法から入手法まで」~
A5・72頁 定価1,320円(本体1,200円+税10%)
ISBN 978-4-86140-364-4
2023年7月刊行

『文献調査法』の著者・毛利和弘氏が伝授!
“良い”レポート・卒論作成の近道となる“文献調査&文献入手法”を紹介!
情報リサーチのプロが教える時短テクニックで、
誰でも、無理なくレポートや卒論が作成できます。

その他書籍情報はコチラから▼▼▼
https://www.db-japan.co.jp/books/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

YAカレント同好会のDBジャパン

DBジャパンが提唱するYAカレントとは、
その時期に、中学生・高校生によく読まれている
ポピュラーなYA書籍群を指します。

YAカレント同好会のウェブサイトへようこそ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
「リュディエ通信」次回は2023年9月25日(月)に配信予定です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

配信停止をご希望の方は以下よりお手続きをお願いいたします。

◇「YAカレント同好会」配信停止手続き
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=dbjapan&task=cancel

その他ご要望に関しては以下のお問い合わせフォームより
ご連絡ください。

お問い合わせ

発行元:YAカレント同好会(株式会社DBジャパン)
「リュディエ通信」編集部

リュディエ通信 Vol.56

━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━
YAカレント同好会 リュディエ通信 Vol.56
2023/7/25発行
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━

こんにちは。YAカレント同好会です。

YAカレント同好会が運営するメールマガジン「リュディエ通信」。

毎月25日に、鮮度の高い“ヤングアダルト”の情報を
YAカレント同好会会員の皆様にお届けしています!

第169回の芥川賞と直木賞が発表されましたね。
芥川賞を受賞した『ハンチバック』の著者・市川沙央さんは、
ご自身も重度の障害をお持ちで、
「読書バリアフリー」を訴えられています。

そして、まさに読書のバリアフリーにつながる
「視覚障害者サービス」の考え方をテーマにし、
図書館業務に役立つ“考え方”をストーリーから学べる
「教えて!先生」シリーズの第2弾が本日発売です!
もしよろしければお手に取ってみてください。
※[6]の新刊案内もぜひご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・・目次・・・・・・・・・・・・・・
[1] ライトノベルAtoZ 第27回「転生もの」
[2] 名作ライトノベル紹介
[3] コラム「ぬくぬく学校図書館生活」第9回
[4] 読者アンケート ※抽選で3名様にDBジャパンの索引をプレゼント!
[5] 司書トレ新着information
[6] DBジャパン新刊information
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[1] ライトノベルAtoZ 第27回「転生もの」

本連載ではいくつか、いわゆる「なろう系」から流行して
他ジャンルにも波及した物語パターンを紹介してきました。

今回紹介するのは、それら「なろう系」を源流とするパターンの中でも
出世頭、親玉格と呼んでいいであろうパターン……「転生もの」です。
近年はまたちょっと事情が違うのですが、少なくともある時期、
ウェブ小説由来の物語といえば転生ものばかり、という頃は確かにありました。

では、そもそも「転生もの」とは何でしょうか?
これはある世界(多くの場合は現実の地球)に生きていた主人公が、
何かしらの事件(トラックに轢かれるというのが定番でした)によって死に、
異世界に生まれ変わるところから始まる物語です。

この時、多くの主人公は何らかの特殊能力
(生まれ変わった時に得た特別な能力や、現代人として
備えている、異世界では異質の価値観や知識など)を持っており、
それによって大活躍していきます。

とはいえ、このような物語の形は近年突然生まれたわけではありません。
古くはファンタジーの源流的作品である『ナルニア国物語』において
主人公たちはタンスを通って異世界へ旅立ちましたし、
『アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー』で主人公が訪れる場所も
ほぼファンタジー世界のようなものです。

アニメですが『聖戦士ダンバイン』は
「主人公がバイクに乗っていたら交通事故に遭って異世界へ飛ばされる。
特別な能力を目覚めさせた主人公は異世界での戦争に関わっていく」という、
「なろう系」における転生ものにかなり近い構造を持っています。

ただ、これら先行作品は「転生」よりも「転移」、
すなわち自分自身で移動するケースがほとんどでした。
対して「なろう系」でブームになった諸作品は、その多くで主人公が元の体を失い、
生まれ変わって異世界に現れます(転移の作品も少なからずありましたが)。

理由についてはいろいろと考えられ、一つには絞れません。
「元の世界に帰ることを目標にしてしまうとストーリー展開が縛られ、
話が短く終わってしまう」「現代人の常識と異世界人としての
生活の両方を無理なく兼ね備えることができる」
「現代のおじさんにして異世界の若者、という
読者が共感しかつ憧れられるキャラクター性を作ることができる」
などを一例として提示しておきます。

こうして、「なろう系」といえば(ライトノベルといえば)、
ファンタジー異世界を舞台にした転生もの、
と語られるようになっていくわけです。

(執筆:榎本事務所 榎本海月様)

[2] 名作ライトノベル紹介

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
第27回 高橋弥七郎『灼眼のシャナ』(電撃文庫)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

この世とは違う異世界、 “紅世(ぐぜ)”。
そこからやってくる怪物めいた存在、
“紅世の徒(ぐぜのともがら)”は人間を食う。
ただ肉として食うのではなく、その“存在の力”を奪い、
そもそも最初からなかったようにしてしまうのだ。

高校生・坂井悠二もまた、“紅世の徒”に食われ、
本人の自覚がないまますでに死者となっていた。
今はただ、生きているように見せかけられた状態にされているに過ぎない。
彼にその真実を知らせたのは、“紅世の徒“の中でも
特に強力な“王”と契約して超常の力を得て、
“紅世の徒“と戦うフレイムヘイズの少女だった。

名を持たない彼女に「シャナ」と名付けた悠二は、
次々と現れる“紅世の徒“たちと戦い、
また他のフレイムヘイズとも遭遇する中で、
大きな運命のうねりへと巻き込まれていくことになる……。

2000年代のライトノベルを代表するヒット作の一つである本シリーズは、
独自用語が多用され、バチバチにハッタリを効かせた、
壮大なスケール感のバトルものです。

しかし同時に、複雑な状況に追い込まれた悠二と、
ほとんど戦闘機械のようだった序盤から人間性を獲得していくシャナ、
そして悠二に想いを寄せるクラスメートの吉田一美が織りなす
甘酸っぱい三角関係を楽しむ青春ものでもあります。

もちろん長いシリーズの中ではこの三人以外にも
さまざまなキャラクターが登場し、
それぞれの思惑で物語の中を動き回るため、
非常に盛り沢山な展開を味わうことができるのです。

巨大なフルーツパフェを連想させるような
物語全体のボリュームと多彩さは、
この時代のライトノベルを象徴するあり方の一つです。
2000年代のライトノベルについて知りたい人は、
是非、本シリーズに挑戦してほしいですね。

(執筆:榎本事務所 榎本海月様)

[3] コラム「ぬくぬく学校図書館生活」第9回

こんにちは。都内の学校図書館で働いている司書です。
本コラムでは、私が勤めている学校図書館での
日常の出来事を綴っています。

先日、昨年度の卒業生が「里帰り訪問」という
イベントのため久しぶりに来校。
自分が入学した高校の紹介を中学3年生に発表してくれました。

イベントを無事終え、図書委員だった元男子生徒が、
図書館にも立ち寄ってくれました。
不思議と、何ヶ月ぶりという気はしなかったものの、
少し伸びた背と低くなった声に時の流れを感じます。

後輩たちは、言葉や表情にはあまり出さないけれど、
とっても嬉しそうで、最近読んだ本やマンガ、
アニメの話に花を咲かせていました。

会話の中で、通っている高校の図書館の話に。
「ラノベも置いてあるんだよ! その本を借りている子がいたから
声をかけてみたら、他の趣味もめちゃくちゃ合ってさー!」とのこと。

中学生の頃は、あまり自分から話しかける
タイプではなかったのに、著しい成長。
高校でも、図書館という場所で、本を通じて、出会い、
しっかり繋がっていっている話を聞けて
本を介して人と近づくことができた経験を、
自分もあらためて思い返してみよう、と思った夏の放課後でした。

[4] 読者アンケート

アンケートにご協力いただきました方の中から、
抽選で3名様にDBジャパンの既刊索引を1冊プレゼント!
※当選された方には、メールでご連絡いたしますので、
その際に送り先のご住所をお知らせください。

Q1 “ヤングアダルト”層にオススメ(もしくは実際に読まれている)の
書籍を教えてください。

Q2 選書の際に参考にしているメディア(情報サイト、情報誌、書籍)
などがあれば教えてください。

Q3 反響が高かった利用者向けの図書館イベントがあれば教えてください。

Q4 ご自身のお仕事や、それ以外のことでも「学び直し」したいこと
あれば教えてください。

以下、応募フォームよりご応募ください。

▼▼▼
https://ya-current.com/magazine55inquery/

※8月18日(金)までを締め切りとさせていただきます。

[5] 司書トレ新着information

「点字図書館基本」(全館種共通)を新たに追加しました!
 
★「点字図書館基本」内容紹介
あまり知られていない点字図書館の業務の概要と特徴を、
具体例を示しながら説明する。また、今の社会での
点字図書館の立ち位置、関わりを確認する。

点字図書館基本 平井 利依子

[6] DBジャパン新刊information

~新刊案内~
『平井先生。図書館では視覚障害がある方に向けてどんな支援ができるの? 
~ストーリーでわかる視覚障害者サービスの考え方~』
A5・160頁 定価1,980円(本体1,800円+税10%)
ISBN: 978-4-86140-332-3
2023年7月刊行

図書館業務に役立つ考え方が物語で学べる「教えて!先生」シリーズの第二弾!
図書館司書が「平井先生」から、視覚障害者支援サービスの
基本的な”考え方”を学ぶ本書。視覚障害の症状や原因が多様に
あることへの理解、利用者それぞれに応じた視覚障害者サービスのあり方、
見えない・見えにくい方のための読書形態や読書環境についてなど、
視覚障害者支援の知識が身につく一冊です!

その他書籍情報はコチラから▼▼▼
https://www.db-japan.co.jp/books/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

YAカレント同好会のDBジャパン

DBジャパンが提唱するYAカレントとは、
その時期に、中学生・高校生によく読まれている
ポピュラーなYA書籍群を指します。

YAカレント同好会のウェブサイトへようこそ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
「リュディエ通信」次回は2023年8月25日(金)に配信予定です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::
その他ご要望に関しては以下のお問い合わせフォームより
ご連絡ください。

お問い合わせ

発行元:YAカレント同好会(株式会社DBジャパン)
「リュディエ通信」編集部

リュディエ通信 Vol.55

━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━
YAカレント同好会 リュディエ通信 Vol.55
2023/6/25発行
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━

こんにちは。YAカレント同好会です。

YAカレント同好会が運営するメールマガジン「リュディエ通信」。

毎月25日に、鮮度の高い“ヤングアダルト”の情報を
YAカレント同好会会員の皆様にお届けしています!

YA層に人気な映像化作品。
映像を見る前に先回りして原作を読んだり、
映像を見た後に原作を確かめるなどその楽しみ方は様々です。

7月には、1937年に発表された吉野源三郎氏の
『君たちはどう生きるか』が宮崎駿監督で
映画化されると話題ですね。
映画を見る機会が多くなりそうな夏休みに向けて、
メディア化作品のテーマ展示も良さそうですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・目次・・・・・・・・・・・・・・・
[1] コラム「中学生によく読まれている本とは?」
[2] YAカレント同好会オススメ 今月の“YA”作品
[3] 読者アンケート ※抽選で3名様にDBジャパンの索引をプレゼント!
[4] 司書トレ新着information
[5] DBジャパン新刊information
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[1] コラム「中学生によく読まれている本とは?」

「もうすぐテストだけど息抜きに本が読みたい! おすすめの本はありませんか?」
と、生徒からレファレンスを受けることが
多々あると学校司書さんからお話を聞きました。

薦めた中でもっとも中学生に人気を集めたのは、
若者向けに作られている「新書」。
知識が深められるような専門書や、自己啓発もの、
人生論などが分かりやすく学べる実用書など種類豊富で、
YA世代が読みやすい柔らかな文章で書かれているものが多いとか。

また「新書」ならではの持ち運びやすいサイズ感に加えて、
表紙や挿絵のイラストも綺麗かつキャッチーなのが
中学生たちが手に取りやすい所以だそう。
難しすぎず、幼稚すぎず、人から見られた時におしゃれで
素敵な本を読んでいるように見えるのも高ポイントのようです。

そして勉強の合間や疲れてしまったときに、
パラパラとページをめくって気になった章から読むなど、
どこからでも読み進められる気軽さも魅力のひとつ。

「この人の考え方に共感した!」
「こんな研究結果が出ているんだって。自分も試してみよう」など、
まだ心も頭も柔軟なYA世代にとって、
本の内容が大きな刺激や指針になることも多く、
お気に入りの「新書」を手元に置いて、繰り返し読む生徒も。

新学期が始まり、あたらしい環境にようやく慣れてくるこの季節。
ストレスやプレッシャーからくる悩みも増えてくる頃なので
肩の力を抜いて読めるYA世代向けの「新書」を
揃えてみるのもいいかもしれません。

[2] YAカレント同好会オススメ 今月の“YA”作品

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
『自分を好きになれない君へ』
(野口嘉則(著) 小学館 2022年6月30日発行)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

どんな自分も認めてあげることの大切さ。
自己受容することによって、
自己肯定感を育てていく方法を分かりやすく学べます。
すぐに実践できる内容が豊富で、持ち運びしやすいサイズなので、
ちょっと疲れてしまったときにお守りがわりになる一冊です。

[3] 読者アンケート

アンケートにご協力いただきました方の中から、
抽選で3名様にDBジャパンの既刊索引を1冊プレゼント!
※当選された方には、メールでご連絡いたしますので、
その際に送り先のご住所をお知らせください。

Q1 “ヤングアダルト”層にオススメ(もしくは実際に読まれている)の
書籍を教えてください。

Q2 選書で参考にしているメディアなどがあれば教えてください。

Q3 反響が高かった利用者向けの図書館イベントがあれば教えてください。

Q4 ご自身のお仕事またはお仕事以外でも「スキルアップ」したい内容があれば教えてください。

ご応募はコチラから▼▼▼
https://ya-current.com/magazine55inquery/

※2023年7月18日(火)までを締め切りとさせていただきます。

[4] 司書トレ新着information

「探究的な学習と図書館利用」(小中学校図書館)
を新たに追加しました!
 
★「探究的な学習と図書館利用」内容紹介
探求的な学習のプロセスや探求的な学習に欠かせない
図書館の有効な利用方法を解説する。小中学生向けに
手に取ってもらいやすい児童書を多く取り入れ、
豊富な書影を交えて紹介していく。

探究的な学習と図書館利用 中村 伸子

その他コンテンツも公開中!

司書トレのサイトはコチラから▼▼▼

ホーム

[5] DBジャパン新刊information

~新刊案内~
テーマ・ジャンルからさがす子育て関連本2021
A5・570頁 定価28,600円(本体26,000円+税10%)
ISBN 978-4-86140-342-2
2023年6月刊行

親子の関わりや家庭教育、発達障害などの心や体の健康関連、
不登校などの社会問題、受験や学校教育まで多彩な書籍を探せる索引が登場!
2021年に日本で刊行された、妊娠から乳幼児期、学童期、青年期まで、
幅広い年代の子育てに関する本1,220冊を収録したレファレンスツールです。

その他書籍情報はコチラから▼▼▼
https://www.db-japan.co.jp/books/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

YAカレント同好会のDBジャパン

DBジャパンが提唱するYAカレントとは、
その時期に、中学生・高校生によく読まれている
ポピュラーなYA書籍群を指します。

YAカレント同好会のウェブサイトへようこそ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
「リュディエ通信」次回は2023年7月25日(火)に配信予定です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

その他ご要望に関しては以下のお問い合わせフォームより
ご連絡ください。

お問い合わせ

発行元:YAカレント同好会(株式会社DBジャパン)
「リュディエ通信」編集部

リュディエ通信 Vol.54

━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━
YAカレント同好会 リュディエ通信 Vol.54
2023/5/25発行
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━

こんにちは。YAカレント同好会です。

YAカレント同好会が運営するメールマガジン「リュディエ通信」。

毎月25日に、鮮度の高い“ヤングアダルト”の情報を
YAカレント同好会会員の皆様にお届けしています!

6月に入ると夏休みももう間近。
行動制限のない久しぶりの夏休みということもあり
アウトドアの遊びの計画を立てる人も多そうです。

旅行やキャンプ、ハイキング、イベントなど
屋外活動に関連する書籍を展示してみるのも良さそうですね。

・・・・・・・・・・・・・・目次・・・・・・・・・・・・・・
[1] ライトノベルAtoZ 第26回「ライトノベルとセカイ系」
[2] 名作ライトノベル紹介
[3] コラム「ぬくぬく学校図書館生活」第8回
[4] 読者アンケート ※抽選で3名様にDBジャパンの索引をプレゼント!
[5] 司書トレ新着information
[6] DBジャパン新刊information
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[1] ライトノベルAtoZ 第26回「ライトノベルとセカイ系」

ゼロ年代に流行し、現在は言及されることこそ減ったものの、
手法として定着したように思われるエンタメのジャンル・パターンとして、
「セカイ系」があります。もちろんライトノベルでも、
ある時期セカイ系的な作品が多いに刊行されました。

その定義は非常に揺らいでいるのですが、一般的な理解としては
「主人公とヒロインの関係性が、世界の危機のような
大規模なものに直結する(地域や国家、組織など、
社会的な要素があまり描写されない)物語」
というものである、と考えて良いでしょう。
このパターンの魅力としては、余計なことを書かないで済むことにより
物語のテーマに注力することができる、という点があります。

つまり社会的な物事を書こうとすると複雑になりがちなところを、
「結局のところは主人公が少女の心を動かせるかどうか」
の話にすることで、物語をシンプルに、
そしてよりドラマチックにしやすくなる、というわけです。

例えばライトノベルではしばしば
「親の片方あるいは両方がなんらかの事情で不在である」
という設定が出てきます。
こうすることで主人公は比較的自由に行動することができて、
ある日突然飛び込んできた謎の美少女と同棲することも可能になる、
というわけです(片親がいる場合には隠す必要がありますが、
両親がいるよりは隠しやすくなるでしょう)。

「セカイ系」の有名どころの作品としては
アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズがあります――というよりは、
当初、「セカイ系」とは「エヴァンゲリオンのような、
一人語りが激しい作品」の意味として用いられたようです。

その後、主にインターネット上などで語られるうちに定義が変質し、
前述したような定義が一般に語られるようになりました。
ライトノベルでもセカイ系的と見做される作品は数多くあり、
『イリヤの空、UFOの夏』や
『涼宮ハルヒ』シリーズなどが代表例です。

(執筆:榎本事務所 榎本海月様)

[2] 名作ライトノベル紹介

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
第26回 鴨志田一『青春ブタ野郎』シリーズ 
(電撃文庫)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

シリーズの第1巻
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』は
このような展開から始まる。

高校二年生の梓川咲太が学校の図書館で目撃したもの。
それはバニーガール姿の美少女だった。
存在そのものも奇妙だったが、より異常だったのは、
咲太以外の誰も彼女の存在に気付く様子がなかったことだ――。

このバニーガール姿の美少女は桜島麻衣という女子高生で、
咲太の先輩(すなわち「バニーガール先輩」)にあたり、
しかも有名な女優でもあった。

そんな彼女が先のような状況になったのは、
都市伝説的に語られる思春期症候群(思春期に起きる不思議な現象)の一種、
「空気として振る舞ってきたがゆえに本当にみんなに見えなくなる」
現象のせいであると考えられた。
咲太は彼女のために何ができるのだろうか?

本シリーズはこの連載の中で紹介してきた作品の中では
ちょっと珍しめの、現在も刊行が続く人気シリーズです。
「名作紹介」と題した通り、比較的古めの作品を多めに
紹介してきましたが、今回はぜひこのシリーズを紹介したく思い、
ちょっと例外の選択をしてみました。

それは、ライトノベルAtoZで扱ったテーマからの繋がりで、
本シリーズがゼロ年代以降も生き残った“セカイ系的”作品だと感じるからです。
セカイ系はゼロ年代に盛り上がり、
以後はあまり目立たなくなったように言われがちですが、
実際にはその要素を感じる作品は今もあって、
『青春ブタ野郎』シリーズはその中の一つと言えます。

例えば、作品の中心的な要素である思春期症候群は
思春期の安定しない心情・感情から生まれ、
周囲にまで影響をもたらします(麻衣の存在に誰も気づかなかったように!)。
これはセカイ系的なストーリー展開そのものであることに
皆さんならわかっていただけるでしょう。

また、この物語の大きな転換点として、
「主人公が社会に対して勇気を出す」というイベントが設定されています。
これは単に閉じたセカイの中での物語というだけではなく、
より先に進んだ形のセカイ系なのではないかと思い、
これはぜひ紹介したいと感じて今回取り扱いました。

(執筆:榎本事務所 榎本海月様)

[3] コラム「ぬくぬく学校図書館生活」第8回

こんにちは。都内の学校図書館で働いている司書です。
本コラムでは、私が勤めている学校図書館での
日常の出来事を綴っています。

4月と5月、国語の授業の合間を縫って、
中学生たちが図書館のオリエンテーションを受けに来てくれて
日本十進分類法の復習とブックトークをしました。

久しぶりに来館したという生徒や、入学・転入をしたばかりで
初めてこの学校の図書館へ来たという生徒もいて、
なんだかみんなワクワクとした様子。

勉強や部活動で忙しく、
図書館から足が遠のいてしまう中学生たち。
まず、最初の一冊を借りてもらうことが大切です!

本好きな子には読みごたえのある一冊、
漫画好きな子には4コマ漫画付きのエッセイ、
文字をたくさん読むのが苦手な子に向けては
少し大人っぽい写真が入った図鑑など、
自分の通う学校図書館にどのような本があるかを
知ってもらうために、手を替え、品を替えて紹介。
それは映画館で予告を観ていると、興味のある映画が
次々に見つかるのと似ているなと思います。

そして、図書館が心安らげる場所であるように
自分が気になったことや、わからないことは
いつでも調べに来てねと、
生徒たちへの声かけも心掛けています。

[4] 読者アンケート

アンケートにご協力いただきました方の中から、
抽選で3名様にDBジャパンの既刊索引を1冊プレゼント!
※当選された方には、メールでご連絡いたしますので、
その際に送り先のご住所をお知らせください。

Q1 “ヤングアダルト”層にオススメ(もしくは実際に読まれている)の
書籍を教えてください。

Q2 選書の際に参考にしているメディア(情報サイト、情報誌、書籍)
などがあれば教えてください。

Q3 利用者向けの図書館イベントで工夫していることが
あれば教えてください。

Q4 ご自身のお仕事に関連することで「スキルアップ」したいことが
あれば教えてください。

以下、応募フォームよりご応募ください。

▼▼▼

リュディエ通信vol.54 アンケート


※6月18日(日)までを締め切りとさせていただきます。

[5] 司書トレ新着information

「開かれた図書館への転換」(公共図書館)を新たに追加しました!
 
★「開かれた図書館への転換」内容紹介
1960~70年代の公共図書館が「開かれた図書館」に転換する流れを
理解するために重要な要素や知識について説明する。
豊富な資料を紹介しており、さらに加えてレファレンス動画
『開かれた図書館への転換~資料編~』にてその資料を解説する。

開かれた図書館への転換 塩見 昇

[6] DBジャパン新刊information

~新刊案内~

『テーマ・ジャンルからさがす学習支援本2015①
社会・生活・暮らし/状況・行動・現象/科学・化学/自然・環境/
星・宇宙・地球/生物/動物/恐竜・絶滅生物・古生物・古代生物/
情報・通信・メディア/物質・物体・資源』
A5・368頁 定価25,300円(本体23,000円+税10%)
ISBN: 978-4-86140-368-2
2023年5月刊行

『テーマ・ジャンルからさがす学習支援本2015②
産業・技術/立場・職業/歴史上の人物・著名人/歴史/道具・装置・機械/
交通・乗りもの/年代・時代/文化・芸能・スポーツ/
場所・建物・施設・設備/学問・理論/地域情報/作品情報』
A5・398頁 定価25,300円(本体23,000円+税10%)
ISBN: 978-4-86140-369-9
2023年5月刊行

子どもの学習に役立つ本を探せると好評!
2015年に刊行された学習支援本2,049冊をテーマ・ジャンル別に収録。
調べ学習支援や自由研究のテーマ決め、知的好奇心を育む本など
幅広い分野の学習支援本が選べるレファレンスツールです。

その他書籍情報はコチラから▼▼▼
https://www.db-japan.co.jp/books/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

YAカレント同好会のDBジャパン

DBジャパンが提唱するYAカレントとは、
その時期に、中学生・高校生によく読まれている
ポピュラーなYA書籍群を指します。

YAカレント同好会のウェブサイトへようこそ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
「リュディエ通信」次回は2023年6月25日(土)に配信予定です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

その他ご要望に関しては以下のお問い合わせフォームより
ご連絡ください。

お問い合わせ

発行元:YAカレント同好会(株式会社DBジャパン)
「リュディエ通信」編集部

リュディエ通信 Vol.53

━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━
YAカレント同好会 リュディエ通信 Vol.53
2023/4/25発行
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━

こんにちは。YAカレント同好会です。

YAカレント同好会が運営するメールマガジン「リュディエ通信」。

毎月25日に、鮮度の高い“ヤングアダルト”の情報を
YAカレント同好会会員の皆様にお届けしています!

全国各地で“夏日”が続出し、
早くも夏の訪れを感じる今日この頃ですね。

さて、先日2023年の本屋大賞が発表されました。
書店員さんが選ぶ、“売りたい”本を表彰する賞ですが、
一般の読者の方にも広く支持されるため、
図書館でも本屋大賞の歴代受賞作品や、
受賞された作者ごとのコーナー展示をしてみたら
注目を集めそうですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・目次・・・・・・・・・・・・・・・
[1] コラム「中学生によく読まれている本とは?」
[2] YAカレント同好会オススメ 今月の“YA”作品
[3] 読者アンケート ※抽選で3名様にDBジャパンの索引をプレゼント!
[4] 司書トレ新着information
[5] DBジャパン新刊information
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[1] コラム「中学生によく読まれている本とは?」

昼休みや放課後に学校図書館へ立ち寄り、
学年を越えて気の合う仲間とお喋りを楽しむYA世代が多いと、
学校司書さんからお聞きしました。

何についての会話が多いかというと、それはズバリ”推し活”。
アニメやゲーム、VTuber等の二次元を推している子は、
そのキャラクターのグッズの話や声優さんについて熱く語ってくれて、
推しが一緒だと勿論のこと、好みが違ってもそれはそれで盛り上がるそう。

そんな生徒たちに人気なのが、
推し活に使える表現や語彙が集められた英単語集や、
栄養素を異性に置き換えて擬人化された栄養素図鑑。
自分が好きなものや人を勉強に投影して、楽しみながら勉強することで、
勉強への苦手意識を克服したり、
集中力が高まるなど、相乗効果があるようです。

また、本に登場するキャラクターになりきって
文通する遊びをしている中学生もいるのだとか。
自分が普段は使わない表現や言葉を用いることで、
文章力が上がる効果もあるそうです。

他にもK-popや韓流ドラマにハマった影響から、
韓国語を勉強したいと本を借りにくる子も多いそう。
そんな生徒のために、すぐに実践できるライトな韓国語集も
図書館に置いているとのことでした。

このように、“推し”を生かして、楽しみながら
勉強をするYAが増えている昨今。
新学期になり、それぞれの趣味や好きなものが分かってきたところで、
コミュニケーションツールにもなりそうですね。
変化球の勉強ツールを図書館に置いてみるのもいいかもしれません。

[2] YAカレント同好会オススメ 今月の“YA”作品

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
『世界が広がる推し活英語』
(監修・劇団雌猫 学研プラス 2022年3月10日発行)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

漫画・アニメ、ゲーム、アイドル…さまざまなジャンルで
推し活をしている100人以上のオタクの方々に協力をしてもらい
制作されたというユニークな一冊。
豪華音声ダウンロード付きなのも魅力のひとつです。
すぐに実践できる表現や単語がたくさんあるので、
英語が苦手な方もオススメです!

[3] 読者アンケート

アンケートにご協力いただきました方の中から、
抽選で3名様にDBジャパンの既刊索引を1冊プレゼント!
※当選された方には、メールでご連絡いたしますので、
その際に送り先のご住所をお知らせください。

Q1 “ヤングアダルト”層にオススメ(もしくは実際に読まれている)の
書籍を教えてください。

Q2 レファレンスで参考にしているメディアなどがあれば教えてください。

Q3 反響が高かった利用者向けの図書館イベントがあれば教えてください。

Q4 ご自身のお仕事またはお仕事以外でも「学び直し」したい内容があれば教えてください。

ご応募はコチラから▼▼▼

リュディエ通信vol.53 アンケート

※2023年5月18日(木)までを締め切りとさせていただきます。

[4] 司書トレ新着information

「専門資料収集・管理・提供」(専門図書館)を新たに追加しました!

★「専門資料収集・管理・提供」内容紹介
利用者にとって使いやすい専門図書館を実現するための、
資料の収集から除却・廃棄までのあり方。
資料の電子化・多様化・高額化など、
時代の変化に応じた資料収集管理も視野に入れつつ説明する。

専門資料収集・管理・提供 結城 智⾥

その他コンテンツも公開中!

司書トレのサイトはコチラから▼▼▼

ホーム

[5] DBジャパン新刊information

~新刊案内~
テーマ・ジャンルからさがすビジネス支援本2018―仕事と働き方を考える本―
A5・592頁 定価28,600円(本体26,000円+税10%)
ISBN 978-4-86140-348-4
2023年3月刊行

テーマ・ジャンルからさがすビジネス支援本2018―事業の経営を考える本―
A5・666頁 定価28,600円(本体26,000円+税10%)
ISBN 978-4-86140-349-1
2023年3月刊行

2018年に刊行されたビジネス支援本を編纂し
個人の仕事や働き方に関連した書籍を収録した
「―仕事と働き方を考える本―」、
事業の経営に関連した書籍を収録した
「―事業の経営を考える本―」を刊行!

選書、レファレンス、テーマ展示の参考資料など、
用途に応じてビジネス支援本が探せる
便利な図書館のレファレンスツールです!

その他書籍情報はコチラから▼▼▼
https://www.db-japan.co.jp/books/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

YAカレント同好会のDBジャパン

DBジャパンが提唱するYAカレントとは、
その時期に、中学生・高校生によく読まれている
ポピュラーなYA書籍群を指します。

YAカレント同好会のウェブサイトへようこそ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
「リュディエ通信」次回は2023年5月25日(木)に配信予定です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

その他ご要望に関しては以下のお問い合わせフォームより
ご連絡ください。

お問い合わせ

発行元:YAカレント同好会(株式会社DBジャパン)
「リュディエ通信」編集部